脱力つながり

先生に曲をいただきました。
こんな楽譜です(一部のみ)。

簡単そう?ですが、指づかいを見てください。
あれ?
れれれ?
ピアノじゃあり得ない指づかいですよね?
はい、これはピアノの楽譜ではありません。

なんと!? ハープの楽譜です♪

あまりこれまで口外してきませんでしたが、私、ピアノの他にハープも習っています。
(ハーブじゃないよ)
ペダルのついたグランドハープの方です。
オーケストラに乗ろうとかの野望を秘めているわけではなく、ちょっとやってみたいな、面白そうだなと思ったというそれだけの理由で去年始めました。
(バイエル程度のレッスンを受けていて、ピアノへのやる気が失われた頃だったかも)

家にハープはなく、レッスンの時だけハープに触っているという、子供時代のピアノ(レッスンの日だけ、慌てて練習したりしていた)よりも更にお気楽なスタンスで習っていますが、大人の趣味なので先生もこんな状態で優しく受け入れてくださっています。

始めて約半年ですが、なんと春にある発表会(もちろんハープの)に参加することになりました。先の楽譜はその発表会で披露する曲です。
大丈夫かな?(^◇^;)

まあ、それはさておきピアノブログとしての本題に移ります。
なぜハープの話をしたのかというと、タイトルのとおりで

脱力大事!

が繋がっているからです。

ハープも指で弦を弾いて音を出しますが、脱力できるか否かで音色が全く違うのです。

脱力が出来ていると、よく響く心地よい音がでます。
脱力が不十分だと、キツイ音色になったり伸びない音になったりして素人でも「あ〜、今のは良くない音>_<」とわかります。

ハープを少しでもかじったことのある方なら、弦を弾いた後に手を閉じるのが原則だとご存じのことでしょう。初心者は弦を弾く瞬間(力を入れる時)のことばかり気にしますが、先生は弦を弾いた後の手の形のことを毎回繰り返し指摘なさいます。
手を閉じる形は、弾いた後、指の脱力ができると自然にできる形なのです。

これが頭ではわかっていてもなかなか難しいものでして…

それこそ、一つの音だけ弾く時なら難しくありませんが、3本〜4本の指をつかったり、音階登って折り返して下ったりなど複雑な動きが入るとすぐにお留守になってしまいます。

ピアノも同じですよね。

わかっちゃいるけど、他のことに気を取られていると変なところに力が入ってしまう…

ただいまピアノの脱力研究中ですが、ハープも含めて私のメイン課題です。

楽しく続ける大人のピアノ

楽しみながら憧れの曲に近づいていくために