心の色鉛筆

今日は八十八夜。
明々後日はもう立夏。

今年は桜の季節で心が止まっていたので、外の景色にも目を向けてそろそろ進まなくてはね。

今はまだ、悲しみを音楽で、、、という状態ではないのですが、これもまた少しずつ音楽の中に溶けていくのだろうなぁと思います。

人生、さまざまな経験を重ねるごとに細やかな感情の襞が増えていくのでしょう。色鉛筆が増えていくように。8色が12色に、12色が26色に、そしてそれが36色に…  色数が増えていくと、なんだか似たような色も増えていきますが、微妙な違いであってもちゃんと違う色の名前が付いています。微妙な色がたくさんあるほど塗り絵も緻密に繊細にできるし楽しくなるものです。

シンプルだけど、とても心に染みた絵本。
時代も環境も違えど、すごくわかる。
私の心にも、それと同じ色、似たような色、あるよ、ある、ある。
…と。

あれこれ過剰な装飾や説明をつけなくても、伝わるものは伝わる人に伝わるのですね。



楽しく続ける大人のピアノ

楽しみながら憧れの曲に近づいていくために