ボリス・ギルトブルグ

すごいものを見つけました。
構成や曲の仕上がり具合も素晴らしく、ため息が出ちゃいますが、もっとも心奪われるのはこの音色。
なんて繊細で美しい音色…
私の中で今一番のピアニストです。
(つい最近知ったのですが、初登場1位(それもぶっちぎり)というくらい衝撃を受けました)
とにかく、音色が素晴らしい…
私もこんな音を目指したいと思いました。

この曲はもともと管弦楽曲として有名です。私も今年タンペレフィルの生演奏(アンコールで)を聴きました。バイオリンやチェロやコンバス、フルートにクラリネットとそれぞれ印象的なパーツが組み合わさっている曲です。とても好きな曲ですが、オケだからこそ美しいのかなと思っていました。シベリウス本人の編曲によるピアノ・ソロ版もあるのは知っていましたが、ピアノ1台ではこの曲は表現しきれないだろうと思っていたところ、このボリスの演奏(これもリサイタルのアンコールのようです)を見つけた次第です。
他の人のピアノ演奏もいくつか見かけましたが、ボリスのは完全に別格ですね。曲の印象が変わりました(もちろん上方修正)。

何を聴くか、何に出会うかって本当に大事です。

楽しく続ける大人のピアノ

楽しみながら憧れの曲に近づいていくために