ピアニストの時間
今年はシベリウスに注力しましたが、他にもまだまだたくさん弾きたい作曲家がいます。
お勧めの本。
シベリウスはもちろんのこと、メラルティン、メリカント、パルムグレン、ノルドグレン、クーラ…
フィンランドには気になる作曲家がたくさんいます。
この本にはシューベルトやセヴラック、吉松隆などの話題もあり、舘野さんの音楽を愛する心がたくさん伝わってきます。いい本です(^^)
私はピアノを「練習する」と言いますが、先生は「お勉強する」という表現を使われます。
この本を読んだりすると、ピアノって練習じゃないな、勉強だなぁとしみじみ思うわけです。
この本で特に印象に残ったのがウーノ・クラミ。
初めて聞いた名前です。あまり世に知られていないフィンランドの作曲家。海辺の小さな村の貧しい家に生まれ、音楽には繋がりにくい環境であったのですが、バイオリンとピアノを独学で進め、ピアノ協奏曲などを遺したそうです。子供の頃はピアノを弾くために12キロ離れた小学校まで毎日のように歩いて往復したのだとか。
孤独な少年の魂を捉えていた音楽の魔力の激しさ、そして幼い彼の音楽への渇望を思うとき、胸が痛くなる思いがする
今こうして書いてきたこの記事をどう締めくくったらいいものか、適切な表現が浮かばないのだけど、
音楽って練習じゃなくて勉強だよね。
(こんなアホっぽい表現で締めるのは不本意(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
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