テンポ
10日ほど前のお庭。
ランタナが満開でピンクの国になっていましたが、そのピンクは今は地面を彩っています。
そして手前に写っている咲きかけの紫陽花が、今は堂々と見頃を迎えています。
何気ない毎日を過ごしていても、10日もすればいろいろと変化しているのですね。
私の演奏も、日々移り変わり…
ピークはいつなのかもうわかりません(^◇^;)
満開は過ぎたのか、それともこれから満開を迎えられるのか?!
現状としては、相変わらず「弾けてはいます」というところ。
たま〜に、この曲を自分の手の中に掴めた!と思うこともあるのですが、翌日にはその感覚を失っていたり、曲をイジリすぎて動画で見ると変になっていたり(^◇^;)
マラソンでいえばもう最終段階で、ゴールの競技場に入る直前といったところ。此の期に及んで迷っているのは「テンポ」です。2曲とも(ーー;)
即興曲は、自分が楽な安心テンポで弾くと前半の長調パートが間延びして聞こえるとのことで、先生からテンポを上げるように指示されています。
で、頑張って速く弾いて録画を確認してみると、8時だよ全員集合で時間が押したときにありえない巻きテンポで歌わされる歌手のような感じで、不自然にセカセカしていてコモド感が失われていたりします。
ワルツは、ミスしないように安全策で弾くと腰が重くなってしまい、老人会のダンスの様相を呈してくるし、ビバーチェでガンガン行くと和音の幾つかの音を弾き落としたりミスタッチが増えたり。
安全策にするか、ビバーチェのアップテンポでいくか、日々揺れています。
テンポの違いで同じ曲でも印象が違うので、どこを落としどころにするか、難しいものです悶悶。
あと、細かいことでいえば、演奏中の体の動きについて注意されることがあります。そこで上半身を揺らすな、とか。体を揺らさずに弾くこともできますが、そうすると気持ちがこもりにくくなります。事務的な音になるというか。体が動いてしまうのは私の音楽の感じ方でもあるので、完全に矯正するのは難しいかもしれません。最後は「見た目」より「出したい音」を優先しようと思っています。
0コメント