音楽にする

とかくテクニックやノウハウを探しがちですが、そもそも論として

音楽にする

ってどういうことだろう、と思う雨の昼下がり。
(外に出たくないのでひたすら弾きこもり中)

今抱えている二曲、もう「弾けている」といって差し支えない段階に来ていると思うのですが、プロジェクトC進行中ですからまだまだ抱え続けます。

飽きないように練習法を工夫したり、さらに高い完成度を目指して修練したりもしていますが、それだけではない、というかゴールはそこではないような気がしてきました。

ノーミスで先生のご指導を正確に再現すると卒のない演奏になるでしょう。でも、せっかく趣味でピアノを弾いているのならその先の楽しみを味わいたいものです。

ピアノを弾く、から 音楽を奏でる、へ。
もう一つ奥に行きたいものです。

音楽とは何か。
それは何処かから湧き出るものではないかと思うのです。心から、というと間違いではないけれどやや表層的な気がします。もっと 存在 とか 「喜び(悲しみ)というエネルギーの塊(「私の」という特定のものではなくもっと汎用的、普遍的な)」みたいなものから漏れ聞こえてくる声のような…

だから
私がこうしてやるー!(ここでこの音引っ張って緩急つけたるねん!どうだっ!)
という意識ではなく
湧き出るもののスピーカーに自分がなる
のが音楽なのかなぁという気がします。

コントロールを手放したところに音楽が見えてくる、のではないかと。


短歌の勉強の中で

イメージを膨らませる

というテーマがありました。

曜日を色で表すと何色?
月曜日は?
火曜日は?

曜日を映画で表すと?
水曜日は?
木曜日は?

なんて面白い発想法(≧∇≦)
こういうイメージ力、音楽にも通じていそうです。

楽しく続ける大人のピアノ

楽しみながら憧れの曲に近づいていくために