時間のネガティブスペース?
音符のないネガティブスペースも「弾く」ことを意識するという発想の転換。
昨年末に得た大きな学びです。
ふと思いました。
楽譜においては音符と音符の間がネガティブスペースですが、時間においてのネガティブスペースは何だろう?
ピアノを弾いていない時間だろうか。
ピアノを弾ける時間と時間を結ぶ空間。
このネガティブスペースも「意図を持って」演奏=暮らしたいものです。
意図。
自分の目指すものにふさわしいものを選び、そうでないものは選ばない。
物、行動、言葉、思考、人、etc。
ふさわしいものかどうかを自分で判断する。
自分の「ほんとう」とは違うものは、勇気を持って遠ざける。
そんなことの積み重ねが時間のネガティブスペースを美しく弾くことなのかもしれません。
『自分の目指す演奏をイメージして』
その様子にふさわしいものはどんなもの?
ものに限らず、状態や形容詞や色でも。
書き出してみると、明確になるかもしれませんね。
例えば、私の今のワルツの理想をイメージします。
ふさわしいのは…
軽やか、羽毛、柔らかく手触りの優しいもの、明るい光、パンジー、ビオラ、蝶、優雅、グジグジしないカラッとした思考、前向き、春、若葉、丸、円、笑顔etc
時間のネガティブスペースも、上に挙げたキーワードを軸に作りたいものです。
写真は去年訪れた砂の美術館にいらっしゃったバッハさん。
音楽の父は、時間のネガティブスペースをどんな風に構成していたのでしょうね〜
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