小さな手のための悲愴第三楽章攻略〜経過その二〜

最大の難所、最終ページの和音(以前の記事参照、ドドシドのところの話)は
メトロノームで♩=150 くらいまでテンポに乗せられるようになってきました。
相変わらず他の音も引っ掛けますが、この際「正確に弾く」よりも「弾こうとしてる」を優先しようと思います(^^; 
名付けて、巻き込み気にしない戦略。
何ヶ月かやっていけばそのうち巻き込み事故も減るのではないかと期待します。

巻き込み気にしなーい戦略でレッスンで見ていただいたところ、気になる程ひどくはないようで、人前で弾いても良いくらいまで仕上がってきているとのこと。やった!作戦どおり、「弾けてる、のかな?のかもしれない」で聞いている人にも武士の情けでスルーしてもらえるレベルになった様子。
(といっても本番でそれができるかはまた別問題だが)

苦手なところもあるけれど、あまり細かく気にしすぎても弾けないので、まず2月の本番ではこの曲を好きな気持ち(というより一種の憧れのような思い)を大切に自分の得意な箇所・できるところを丁寧に演奏することを目標にします。

レッスンではより音楽的な表現ができるようにお直し入りました。

例えばここ。
5の音が沈みがちなので、しっかり音を持ち上げてその後のまとまりはその持ち上げた空間に入れる感じで弾くのを目指す、と。
ちなみに左はアクセントペダル入れます。(練習練習〜〜(°▽°)

あとは苦手箇所のテンポ抑制。
弾きにくいと思っているところほど焦りからか速くなりがちなので、メトロノームでしっかりテンポを確認中。何箇所かあり。

また、苦手箇所ではないけれどテンポ崩れやすいのがここ。
ファから駆け下りた後、その勢いで暴走しがち(ソドレミー)なのでここも抑えて落ち着くこと。

今の先生にはちょうど一年前くらいに初めて見ていただいたのですが、その頃の私からは想像もつかない伸び方だと絶賛いただいたりして(自分でもそれだけはすごいと思う)、そろそろこれも書き終えて練習しなくちゃ〜〜!


ちなみにラストは力んだら負け。
今はff狙うと必ずすっ転ぶので、平常心で欲張らずフォルテくらいを落としどころにしています。

楽しく続ける大人のピアノ

楽しみながら憧れの曲に近づいていくために