上手くなる練習、下手になる練習

ピアノ上達法の教材で1つ気になっているものがあります。
気になってはいますが、結構なお値段であるのと、教材ショッピングもそろそろ下火にしておかないと教材ジプシーになりそう、と思って購入は見送っています(今のところ)。

その教材のメニューの「下手になる練習」という言葉が目にとまりました。
内容詳細は分かりませんが、確かに、練習はすればいいというものでもないですよね。あまり良くない状態・間違った方向性で何度も繰り返して練習したところで、良くない状態が定着していくわけで…

上手くなる練習とは何だろう。 
練習時間は無限にあるわけではないので、やはり上手くなる練習をしたいものです。
 
どういう練習をすれば上手くなるのか。
「気づきがある」「自分でわかる」ってのがポイントでしょうか。
今年は去年に比べて練習法やメソッド類の本や単発レッスンを受けたりしてきたのですが、全てが身についたかというとそうでもなく…(^◇^;)
もちろん、知識としては増えたのでプラスだと思いますが、実際に自分ができるのはそのうちの一部で…

ノウハウをもらってもピンとこなかったりすることもあります。
ノウハウを出している方は、その方法で上手くいっているのですがそれがそのまま私にも当てはまるかというとそうでもない。

そういえば、今でも鮮明に覚えているのが、はじめて泳げるようになった時のこと。
小1の体育で、水面スレスレに置いてある棒の下をくぐるというミッションがありました。まだ泳げなかった私は、手で歩いて竹の棒をくぐっていたのですが、ある時うっかり手が滑ってしまいました。滑った瞬間、体が水に浮きました。その瞬間に、浮く感覚がわかったのです。怖かったけど、ジタバタもがきながら「あ!」と一瞬でわかったのが鮮烈で、わかったときの感覚を今でもなんとなく覚えています。それからすぐに泳げるようになりました。

きっと今、ピアノでやっていることも、こんな風に何かのきっかけでわかるものなのかもしれません。

気づきを求めて練習してみよう。
  • 体の使い方
  • 理論面
  • 感情面

ついつい通しで何回も弾いてしまいがちなので、それは減らして気づきの工夫に時間を使おうっと。


楽しく続ける大人のピアノ

楽しみながら憧れの曲に近づいていくために