欲しい音

コンクール本選曲、だいたい弾けるようになってきました。簡単な方の曲はだいたいまとまってきたのですが、大きい方の曲=気持ちメイン曲は

「欲しい音がそれじゃない」問題

に直面しています。

私の音は違うんだって。
曲想が音質に大いに影響される曲なのですが、曲名にふさわしい音が出せていないのです。
ガーン(T_T)

打鍵スピードを遅くして、脱力して、
指を操り人形のように肩から動かすイメージで、
二の腕の筋肉とか使って…

難しい>_<

打鍵スピード遅くすると、音が全部ピアノとかピアニッシモになっちゃうんですけど、
打鍵スピード遅いながらにピアニッシモからフォルテシモまで出すってどうすればいいのかな?

ンー。

先生も色んな表現で教えて下さるのだけど、私の体なので動かし方は私の理解と感覚で捉えられる範疇になってしまいますから、先生のヒントを手がかりにして体の使い方をアレコレ実験していくのみです。

研究や〜>_<


とても大切なこと書いてあるような気がする記事。

音の葉インタビュー「演奏と身体」3 中澤頼子 ピアノ

聞き手・文 = 進藤一茂(音の葉スタッフ/デザイナー) 大学ではソリストのコースを取られていたんですよね。ソリスト特有の身体の使い方ってあるんですか? あります。 ソロの演奏では、ひとりで大きな会場のすみずみまで音を届けなければなりません。そのためのポイントはいくつかありますが、ひとつは大きな音を出すこと。それと、タッチの多様性です。 伴奏の場合は主役を引き立てる役なので、大きい音を出すのではなく、全体のバランスを考えた音づくりの方が大切になってきます。同じピアノでも、弾き方から意識の持ち方など、様々な点で違いがあります。 だから、学生の頃は伴奏ばかりしていると先生にすごく怒られました。「とりあえず今は、伴奏の癖をつけないようにしろ」って。オペラの人がコーラスをしないのと一緒ですね。身体の使い方が全然違いますから。 具体的にはどんなところが違うのでしょう? そうですね・・「大きな音」「タッチをしっかり」というところで言えば、打鍵のスピードが速いです。指でテーブルを「弾き」ますから、木の音の違いを聞いていてください。 伴奏がこのくらいだとしたら、 ソロのときはこのくらいです。 これは力の強さを変えているのではなくて、打鍵のスピードを速くしているんです。もちろん、スピードだけで音が変わるわけではないので、ひとつの例ですけど。 スピード以外の要素にはどういうものがありますか? まず、大前提として、どんなときにも忘れてはいけないもっとも大切なことは「脱力」です。 良い音を出すのは、筋肉でも力でもありません。腕が肩から自然に「ぶら下がってる」ような状態、そのぶら下がっている度合いの差でさまざまなバリエーションを付けます。 度合いの差、というのは、私は、打鍵のバリエーションにトライアングルを想定していて、その中の組み合わせで無限の音づくりができると考えています。 トライアングルの頂点は、「スピード」「重さ」「圧力」です。 スピードと重さはわかりますが、圧力とはどういう要素なのですか? 言葉で説明するのがちょっと難しいんですけど、鍵に行くまでの「タメ」という感じでしょうか。肘のあたりから、すぐに 手首 → 指先 → 鍵 って行くのではなくて、それぞれの流れが、ちょっとこもるような、溜めるような感じです。 この「

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でも今の私には半分くらいしか理解できていないかも。

楽しく続ける大人のピアノ

楽しみながら憧れの曲に近づいていくために